菊花開(きくのはなひらく)

今日の空は、まとまった雨が降り出しています。

秋の雨は降るたびに、気温が低くなっていきます。


9月13日から七十二候は第五十候『菊花開(きくのはなひらく)』です。

旧暦9月9日は重陽の節句。

別名「菊の節句」といいます。

中国ではこの日は菊のはなびらを浸した菊花酒で不老長寿を願う

習慣がありました。

(くらしのこよみ)


我が家でも、菊の花がとてもきれいに咲いています。


菊はとても育てやすく、

我が家の庭のように、陰が多いとこでも、

ちゃんと育ってくれる、生命力の強い植物です。


そういう意味でも、

"不老長寿"へと繋がっているのを感じることができます。


菊の種類もここ数年で増えてきています。


以前は、仏壇に飾る花というイメージが強かったのですが、

今は、テーブルに飾っても違和感がありません。♫


私がテーブルコーディートを習っている時は、

テーブルの上に飾ってはいけない花がありました。

それは、

菊の花と百合の花でした。


百合の花は、香りが強く、食事を目的にしたテーブルの上では、

料理の匂いに影響を与えるので、やめた方がよいと言われてました。


菊の花は、やはり、仏様のお花というイメージが強いので、

という理由でした。


それが、今は変わってきています。!!


菊の花の種類が増えたことが大きいようです。

私も普通に、テーブルに飾って秋を愉しんでいますよ。♫


世の中の流れというのは、

常に動いています。


新しい考えを受け入れていく、柔軟性のある頭でいたいと思うのです。


今日は、ここまで、

かりんの木でした。

ようこそようこそ、かりんの木へ。

島根県奥出雲町で自宅サロン、”かりんの木”を始めました。 まわりを山と田んぼに囲まれ、ゆったりとしたところです。 サロンでは、「四季を感じる暮らしを」をテーマに、 テーブルコーディネート教室、料理教室などのレッスンを企画しています。

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