禾乃登(こくものすなわちみのる)

今日の空は、雨降りの毎日です。

秋雨前線のせいか不安定な空です。


九月二日から七十二候は、第四十二候の『禾乃登(こくものすなわちみのる)』です。

稲穂には米が実り、日に日に熟しています。

刈り入れ間近のこの時期は台風も多く、風をおさめ豊作を祈る風鎮祭が各地でおこなわれます。

(くらしのこよみ)


もう秋の気配を感じるようになりました。

我が家は田んぼは作ってはいません。

ご近所さんに田んぼを任せています。

九十三歳のおじいさんが、我が家の田んぼで米を作っています。


昔ながらの、『はで干し』です。

奥出雲では、天日干しのことを『はで干し』と言います。

田に杭を打って、竹竿を結んで干し竿のようにして、

一束の稲の頭を下にしてかけます。

時間と労力がかかるお仕事です。


そうすると、稲穂に栄養分が降りてきて、美味しくなると言われています。


お米は仁多米なので、そのままでも美味しいですが、

『はで干し』にすることで、もっと美味しくなります。

今は、そうする農家さんも少なくなりました。


今年は、米のできは、どうでしょうか?

新米を食べられるのも、そんなに遠くないのかもしれません。

楽しみです。♫


今日はここまで、

かりんの木でした。



ようこそようこそ、かりんの木へ。

島根県奥出雲町で自宅サロン、”かりんの木”を始めました。 まわりを山と田んぼに囲まれ、ゆったりとしたところです。 サロンでは、「四季を感じる暮らしを」をテーマに、 テーブルコーディネート教室、料理教室などのレッスンを企画しています。

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